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友人

千葉に向かう前に少しだけ反省したいことを書く。

以前近所の宮小路に「good trip 」というホステルができたとお話ししたのを覚えているだろうか。

これはそこに飲みに行ったときの話だ。

 

開業直後の月曜日だったので、オーナーのりっきーさんと二人で話せるかな?なんて期待しつつ向かうと

カウンターで外国人とりっきーさんが話している。

あれ!宿泊の方はまだ開始してないんじゃ⁉

どうやらGoogleマップにはもう載っているらしく、それを見て来てしまったそうだ。むげに追い返すのもバカな話だからgood trip 初のゲストとして迎えたそうだ。

 

彼の名はアンドリュー。

アメリカ人で米軍に勤めていた。

在日米軍としての任期が終わり故郷に帰る前に日本を旅しているようで、明日は箱根に行って山に登るんだ!と息巻いていた。

 箱根に山はたくさんあるけどどれを登るの?

温泉は?

途中から参加したまことさんと皆でわいわい口を出す。

どうやらアンドリューは山に登るという意思があるだけで計画もなにもないみたいだった。

そして酔いの勢いで

それなら僕は明日予定がないし車で案内するよ!

一緒に行くことになった。

 

酒の力を借りれば英語がつたなくてもなんとかなるが、正直全く会話はできない。

小田原城大涌谷金時山勘太郎の湯、強羅の蕎麦屋にゲストハウス「テント」

出来る限りのお薦めを回った。

しかし言葉はほとんど通じていなかった。

アンドリューは明るく振る舞ってくれていたがやっぱり気持ちが通じなかったときは少し暗い顔をした。

言葉の、言語の重要さを改めて痛感し自分の至ら無さを憎んだ。

もっと伝えたいことはあった。聞いてみたいこともたくさんあった。

悔しい。

 

最後、別れるとき、

I study english more.

と伝えると

彼はこう言った

I study japanese more.

同じことを思っていたのかもしれない。

バーで知り合った僕らは言葉が通じない中、一緒に観光し、山に登り、風呂に入った。

そして別れ際、お互いの言葉(心)を聞き、

僕らは友人になったのだ。

 

アメリカに遊びに行くと言うと、

君は僕を歓迎してくれた。友人だ。いつでも来てくれ。

他にも言っていたが多分こんな感じだ。

ゼルダ好きで、ゲーム好きで、韓国人の彼女がいて、タバコ好きで、酒を薬と呼ぶアメリカの彼は英語も話せないで案内役を買ってでた僕に友人だといってくれた。

 

もっと学ぼう。

いろんな人を喜ばせるために。

どうしてゲストハウスをやりたいのか。

言葉があればより明確になるだろう。